January 30, 2012

伊勢丹で

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昨日、佑くんを見に、新宿へ行ったので、ついでに、伊勢丹でサダハルアオキのケーキを買ってきました。さすがに、ここらでは、ちょっと見たこともないような瞠目するような強気なお値段でございました。もちろん、一個というわけにはいかないだろうと弱気に思ったので、ケーキ2個とマカロンを買いました。マカロンは、写真に写っていません。マカロンも通常のお店の二倍はするお値段でしたねえ。

ケーキの上に、飴細工がのっていたり、マカロンがのっていたりと、目を楽しませる工夫はいろいろありますけど、それほどおいしいかというと、いくら高くてもたかがケーキですからねえ。ケーキなんかよりも、チョコレートやシンプルな焼き菓子みたいな素材の良さを生かしたものの方がおいしさの良し悪しは分かりやすいかもしれませんね。

日光ひしやの羊羹や水戸の小倉屋の豆大福(ここの大福は、日本一おいしいと断言しよう!つまり世界一ということになるけど)なんかの方がわたしの査定ではずっと上ですね。水戸の大福では、はやしやの方が有名かもしれないけど、場所が辺鄙だからというだけで、小倉屋の方がずっと上ですよ、絶対に。

個人的に、おせんべいや和菓子の方が、洋菓子よりも断然好きというのがあるのだけどね。おせんべいもとろびせんなんかは、わたしは、とても安っぽくて食べられませんが、県内だと日産米菓、巴、佐伝は大好きです。

ちなみに、ケーキは、一個約800円です。明治の100%チョコレートカフェのちっちゃなチョコも300円するのだから、妥当な値段なのかなあ・・・。チョコの方が高い気もしますが・・・。

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January 22, 2012

イッセーさん

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年に2回のクエスト公演は、何年もずっと観に行っていたのですが、どういうわけかややご無沙汰してしまって、久かたぶりにイッセーさんの舞台へ行ってまいりました。

人気シリーズに天草五郎というのがあるのですが、もしかして完結してしまったかしらん?と心配していたのですが、今回が完結編でした。わたしって、やっぱり、らっきー!!!でも、当初からそうだったのですが、迷走に次ぐ迷走で、力技でねじ伏せた感は否めませんでしたが、なんとか形を成して完結の運びとなりめでたしめでたし。

その天草五郎シリーズは、DVDにもなっていました。このシリーズは、特に(イッセーさんは、客席の反応によって、初日から芝居がどんどん成長していくというようなことを折に触れ語っています)客席との科学反応を楽しむ上質な遊びだったのかもしれません。それゆえ、常連客のいとしさもひとしおだったのだろうなあと、終わってみて、一抹のさみしさとともにひしひしとそう感じています。

イッセーさんも2月で60歳だそうですよ。芝居と芝居の間は、トランクスひとつとなって、次の芝居の準備をしますが、贅肉のまったくない引き締まった体、素晴らしいですね。

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January 19, 2012

サダハル・アオキ

京成に26日一日だけ、サダハル・アオキが出店するようです。パリでサダハル・アオキのケーキを食べましたが、日本にいるとあまりそう感じないけど、すべてが大ぶり大味の国では日本人の繊細さが際立って、芸術品のようでした。うーむ、26日は、わたしは、国外にいるのでまことに残念です・・・。

でも、チョコレートに変な色がついてるのは嫌だなと思ってしまいます。NYで青いケーキやクッキーを見たけど、見たら絶対に食欲減退するよ・・・。

わたしは、基本はリベラルですが、食に関しては、けっこう保守なのだなあ。
しかも、添加物が嫌だから、コンビニやスーパーのおにぎりとかパンとかサンドイッチや惣菜など食べられないし。まあ、あんなやくざなもの、添加物うんぬん以前に、まずくて食べられませんが。

我が家は、玄米菜食が基本ですが、出汁も市販品で手抜きしたことはないもんね。

けっきょく、味がわかるとか、料理が上手というのは、食の経験値が左右するから、子供のころからきちんとした食生活を送り、どれだけおいしいものを食べたかということが、大きくかかわっているのだろうね。だから、わたしは、料理をしない人はもちろんのこと下手な人もいい女とは認めないし、ジャンクフードを食べている人は信用できません。

もちろん、服の趣味とか、芸術に触れた時もそうだと思います。

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January 13, 2012

ウイリアム・アイリッシュ「幻の女」

ハヤカワ・ミステリ総解説目録1953年-2003年」(早川書房)の読者アンケートの1位をはじめ、ミステリ系のベストテンの常連である有名な小説ですが、なかなか読む機会に恵まれずやっと・・・。わたしが読んだのは稲葉明雄のニューヨーク的洗練を帯びた名訳です。

アイリッシュは、ウールリッチ名義のものも含めて10年くらい前に代表作は、いろいろ読んだのですが、一番の代表作だけ大事にとっておきました。

まあ、ミステリとして、というよりは、文体が醸す雰囲気や都会人の孤独の浮かび上がらせ方が最高の一作なのかな。

若い恋人ができた夫が、妻と離婚したいのだけど、それに了承してくれず、喧嘩して家を出た直後に妻が殺され、無実の罪を着せられる。控訴も却下され、犯行時間に自分と一緒にいた幻の女を探してほしいと最後の頼みの綱である親友に個人的に調査を依頼するのだが・・・。

わたしは、ミステリ史上最高の一作は、やはり「長いお別れ」だろうと、これを読んで、さらに確信しました。「長いお別れ」が、親友のために奔走する男の厚い友情の話だとすれば、「幻の女」は、親友を裏切った男の話です。そういう話を手放しで絶賛するのはどうかなあと。

結末からすれば、いったい今までしていたことはなんなのだったのかなとか、あんた、いったい何をしたかったのか?と疑問が残ってしまいました。

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君の隣

片岡義男の短編に君の隣という名前でシュークリームをメニューに載せる喫茶店があるという話があって、そこだけよく覚えてるのです。なつかしいなあ、外見内面問わずおしゃれなひとはみんな好きですよね、片岡義男。

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これは、いただきもの。おなじみコサイの君の隣。胃もたれ必須。
*わたしは、コサイは、大ぶりで悪趣味なので嫌いですが・・・。


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そして、こっちは、好文カフェの君の隣。へたれた黒鳥ですね。ルブランのとは比べ物にならない不細工さですが、なんか、かわいくいとしく思える素朴なお姿。

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January 06, 2012

ハンサムというイノセンス

毎日新聞2011年12月25日の「私の好きなもの」というコラムはPort of Notes、Double Famousの歌姫・畠山美由紀でした。

このコラムは、毎回著名人が自分の好きなもの3つを挙げ、その理由を書くという趣旨なのですが、彼女の好きなものは、1、脚注、2、遠野、3、アラン・ドロンでした。

で、アラン・ドロンの部分が出色であったので、下記に引用します。

3.アラン・ドロン

「ドロン」という響き。このグローバルな世界では、すでに失われた西欧世界特有な美。ビスコンティに愛されたイノセンス、今や死語である「ハンサム」を体現した「太陽がいっぱい」や「冒険者たち」、スキャンダラスな中年時代、老いたカサノバを演じる心意気、その全てを私は愛する。東北から上京した私の背徳。首の方が顔より太い、現在のハリウッド俳優にはない均整。嗚呼(ああ)、黄金比率とは彼のためにある言葉。たった1日でよいから、いっそ家政婦でよいから彼のもとで暮らしてみたい。

■わたしは、アラン・ドロンを今まで特に好きだと思ったことはないのですが、映画スターであるという枠を超えてある時代を象徴した大きな存在であり、ハンサムであるということは事実だと思うのですよね。まあ、わたしは、きびしいので(笑)優男や顔がいいというニュアンスのハンサムや二枚目ではあるけど、男っぷりがいいというニュアンスの男前とは言えないと思うのだけど。もちろん、軽蔑が含まれているイケメンという軽さとも違いますね。

やっぱり、アラン・ドロンって、いやしさや貧しさという引け目や反逆を得てこそ、華であって、平たく言ってしまえば、庶民的なエレガンスなんですよね。だからこその「若者のすべて」や「太陽がいっぱい」の成功があるのではないでしょうか。

そういえば、「冒険者たち」と「あの胸にもう一度」のポスターを持ってたっけ。

■わたしもさぶりんの女中ならばなってもいいなあ。わたしだって、さぶりんであれば、戦前のまだ声も高い時代の正統派二枚目から、小津映画の情けない亭主や世話焼きマッチメイク好きセクハラおやじ、前掛け姿で主夫をこなす軽やかさ、晩年の日本のフィクサーが板についた重厚感すべてを愛してますもんね。

今の日本の俳優でハンサムな人っているのでしょうか?西島秀俊ぐらいしか思いつかないけど・・・。伊勢谷友介や高良健吾などは、もう少し、自分や思想がありそうな気もするのでわたしの中では男前というカテゴライズです。

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January 05, 2012

冷え取りソックス

少し前に、オーガニック系のセレクトショップで質感がすてきな靴下の4足セットが売っていたので、手に取ってみると冷え取り靴下という製品でした。へぇ(ぎょっ)とおもったので紹介します。

4足の靴下を番号順に履いて行って、最後に自分の靴下を履くので、全部で5足の靴下をはきます。

吸湿性・放湿性が高く、排毒作用のある絹の5本指靴下を最初に履き、その上に綿や毛、絹などの天然素材の靴下を重ねて履いて、足元を常に温めます。 絹と絹以外の天然繊維のものを交互に重ねるのが基本です。

とのことです。それで、わたしが、むむむと注目したのが、デトックス効果により、靴下の一部が履いているうちに薄くなったり破れたりすることがありますという但し書きです。それは、本当にデトックス効果なのかどうかは疑わしいと思ってしまうのはわたしだけではないと思いますが、なんか、こういうもの(オーガニックとかエコとか)も、度が過ぎると怖いというか、宗教っぽささえも感じてしまいますよね。

でも、それ以後、わたしも、五本指ソックスをはいた上に靴下をはいています。

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January 01, 2012

あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いします。

我が家では、毎年、わたしと妹がお正月のお重の準備をしますが、今年は、面倒になってしまったので、栗きんとんは市販品を買ってしまいました。でも、そのほかは、もちろんお手製です。といっても、誰が来るわけでもないので、簡単なものではありますが。

いちばん大変なのは、松前漬ですね。腱鞘炎になりかねないハードワークです。でも、わたしは、松前漬が一番好きです。

あー、あと、今年は、うっかり白菜がなくて、お雑煮は、白菜なしです。
でも、これも、各家庭で好き好きなのでしょうから、まあ、よいとしましょう。

わがやのスタイルは、出汁(ホタテの貝柱)を入れて大なべで大量に作って、各人が食べるときに小鍋で一人分を温めしょうゆを足して味を調整する方法を取っています。

2011年のシネ納めは、『天井桟敷の人々』でした。満足満足!

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December 31, 2011

高樹のぶ子「マルセル」

ここのところ、一番の楽しみだったのが、毎日新聞の連載小説「マルセル」でした。

実際に京都で起こったロートレックのマルセル盗難事件をモチーフにしたミステリなのですが、毎回毎回目の離せない展開で、早く続きが読みたくて、新聞が配達されてから寝たことも何度かあったほどです。

ミステリなので、内容をばらすのはどうかと思いますが、絵画窃盗団と凄腕絵画修復技術者、事件を追っていた新聞記者と新聞記者となったその娘の世界をまたにかけての闘いの記録です。

そして、言えないのですが・・・、技術者と新聞記者は・・・。

さらに、後半は敵(?)に呼び寄せられてパリに飛ぶのですが、カフェドゥマゴが重要な舞台となり、ラストシーンは、何とオランジュリー美術館のモネの睡蓮の前!わたしは、世界一好きな観光地にオランジュリー美術館を挙げるほどなので、大興奮してしまいました。

でも、モネの睡蓮の前で、新聞記者の娘がある人物と対面して、お母さんになりたい!と母性を呼び覚ますというのは、ちょっと唐突で安易ではないかなあと思ってしまいましたが、まあ、国の政策がそうなのだし、仕方ないのかなあと。

わたしがそうだとは言わないけど、これから子供を産みたいと思う女性は、わたしは増えないと思うし、たぶん、わたしだけじゃなくて、みんなもそう思ってると思うんだよね。だから、そのなんというかあまりに見え見えの啓蒙はどうなのかなあと思ってしまいました。

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December 30, 2011

おひさま 総集編

今、やっているので見ています。

改めて言うまでもないことですが、戦争って非常に理不尽ですよね。

ゼロ戦の音を聞きながらの授業。国のために潔く命をささげることが美徳と教える学校。

どんな権利をもってしても人の命や人としての尊厳が奪われるなんていうことがあっていいはずがないと思います。

もちろん、わたしは、テレビや映画の中でのこととしてしか戦争を知りませんが、命が奪われなかったとしても、戦争で受けた傷は、生涯忘れることなんてできませんし、その代償を補ってもらうこともぜったいに不可能ですよね。

強いメッセージをやさしく日常の中に織り込んで、キャストも申し分もなく非常に見ごたえのあるドラマであったと思います。

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